前にも後ろにも行けなくて

 かすんだ空間に ぽっかりと浮いている   

 

助けてって 呟いてみるけれど

 手を伸ばした先には なにもなくて 

   なにも・・、  つかめなくて

 

 

・・・『旅に、出ようか』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   海の広さを またたく星を 果てしない大地を 夕陽に染まる空を

                       希望にあふれた朝陽を

   

からだじゅうで感じて 

       地球を愛しいと思えたら

 

    きっと

 

     懐かしくやさしい風が吹いて

     笑える心を 思い出すことができるから